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あえば直道が期待を寄せたベン・カーソン氏とは何者か

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・あえば直道氏はトランプ大統領とは別に、ベン・カーソン氏を重要人物に挙げていました。
・元々医師だったカーソン氏は、政治の世界から距離があったため、一時期トランプ氏と並ぶほどの人気を集めます。
・あえば直道氏とカーソン氏は対談を行っており、YouTubeでもチェックできます。

 

オバマ米大統領外交政策が内外で批判を浴びるなか、2016年の次回大統領選を占う「保守政治行動会議」(CPAC)が6-8日に開かれた。2011年から毎年参加している饗庭直道氏は“有力候補”からも直接話を聞いた。全米でも注目を集める今年のCPACを饗庭氏が解説した。

 

https://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140328/dms1403281205002-n1.htm

 

 

2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプ氏が勝利を収めたことで共和党政権が8年ぶりに誕生しました。しかし、それまでは強力な候補者こそいたものの、なかなか勝ち切りそうな印象を与えずにいて、2016年は本当に大丈夫なのかというムードに包まれます。そんな中であえば直道さんは、この当時1人の人物に注目を寄せていました。それがベン・カーソン氏です。

 

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ベン・カーソン氏は1951年9月18日生まれで、今年で69歳になります。父親は退役軍人で、過去には自動車工場で働いていましたが、幼い時に両親は離婚、貧乏生活を余儀なくされます。しかし、学力が幼いころから抜きんでていたために学問でのし上がっていき、名門大学などを経て医学博士を取得、小児神経科の医師となります。ベン・カーソン氏を一躍有名にさせたのは、頭部が結合した双子の分離手術を世界で初めて成功させたことです。日本の医師なども分離手術を成功させますが、一番最初に成功させたのがベン・カーソン氏です。これにより、当時のアメリカ大統領から勲章をもらうなど、その偉業をアメリカ人であれば誰しもが知っています。

ベン・カーソン氏は、妊娠中絶に反対などいかにも保守的な主張を行っている一方、イラク戦争には反対であり、税制もシンプルなものにすべきという既存の政治家では打ち出せない政策を披露するなど、人気を集めます。トランプ氏と違い、知的で静か、このあたりも人気を集める要素となります。

 

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トランプ氏は2016年から一気に人気を上げていった印象ですが、実はそのトランプブームが一時落ち込んだ時があります。最初から現在に通じるキャラクターで突っ走った一方、討論会では引かざるを得ない場面もあったからです。その落ち込みをうまく突いたのがベン・カーソン氏でした。一時期ベン・カーソン氏がトランプ氏からリードを奪うなど、大統領選挙の台風の目となっていきました。ただ共和党の中でもリベラル寄りだったことが、ある程度引っ掛かりを見せ始め、結果的に失速し、大統領選挙のレースから脱落します。

ただ、大統領となったトランプ氏は健闘を見せたベン・カーソン氏を評価し、住宅都市開発長官に任命しました。医師だった人物が都市開発を担当するという、適材適所とは思えない起用に疑問が出てきましたが、これはトランプ大統領が黒人だったカーソン氏を閣僚にしたかった可能性が高く、閣僚にできるのであればなんでもよかったという可能性が高いです。

 

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あえば直道さんがベン・カーソン氏に注目した理由は、当時の大統領オバマ氏の肝入りであったオバマケアに対するしっかりとした批判を行っていて、模擬投票で上位になったことを挙げています。2014年の段階ではまだ大統領選挙に出るかどうか明言しておらず、あえば直道さんは自らカーソン氏に出馬するかどうか尋ねたそうです。それでも明言しなかったものの、結果的に出馬し健闘を見せます。

ベン・カーソン氏とあえば直道さんは対談を行っており、YouTubeでもその様子を見ることができます。対談が行われたのは2015年9月、当時トランプ氏とカーソン氏が1位2位を争っていた時期です。その絶頂の時にあえば直道さんは対談を行っています。あえば直道さんもカーソン氏に期待する部分があったことでしょう。最終的にはトランプ氏が当選し、あえば直道さんも一安心。2020年の大統領選挙はトランプ政権の1人として支え続けていますが、現状のコロナ禍に対して医師であるカーソン氏は何を考えているのか、そして、トランプ氏の再選にどれほど期待を集めているのか、とても気になる部分です。