有名人・著名人Information

有名人、著名人の情報を公開していきます。

医療機関を利用する患者の減りはまだ収まらず

f:id:celebritykun:20200923235315j:plain

 

新型コロナウイルス患者のために病院では入院ベッドを常に確保しています。
・その煽りで病院の売上は落ち込んでおり、深刻化しつつあります。
・コロナが終息するまでにベッド数をどれだけ確保し続けるのかが喫緊の課題です。

 

病院経営コンサルティングのグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHCJ、本社東京)はコロナ流行が病院経営に与える影響を調査するため、全国544の大病院の診療記録データを分析。5月の入院症例減数は全体平均で前年比21.7%減まで落ち込んでいたが、 6月は14.0%減まで回復した。

ただ、症例別で見ると、本来は急ぎ治療が必要ながん(悪性腫瘍)については、入院の減少幅が拡大していた。3大がんで最も症例数が多い肺がんは、 前年同月比8.2%減で減少幅は前月比1.4ポイント拡大。 胃がんは同19.6%減で減少幅は同8.0ポイントの拡大、 大腸がん(虫垂含む結腸がん)は同9.8%で減少幅は4.1ポイント拡大した。

 

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00810/

 

 

多くの医療機関では、新型コロナウイルスの感染者を受け入れるために入院ベッドを開放し、備えています。しかし、開放した割に利用されることは少なく、新型コロナウイルスに感染するのを恐れた人たちが医療機関を利用しないケースが出てきています。

 

f:id:celebritykun:20200923235354j:plain


実際にデータを見ると、前年比2割減のところが目立ち、段々と回復しているとはいえ、前年比1割減になっているのが現状です。しかも、症例でチェックをした場合に、ガン患者が大きく減っています。ガン患者の場合、手術などが延期になってしまったケースがあり、症例数がすぐには増えなかった可能性も考えられます。

コロナの影響自体は年々落ち着いているかに見えますが、少し混乱、かなり混乱と答えた医療機関は全体の半数に上ります。感染者数の変化に左右される部分が大きく、減ったら減ったで営業できないと嘆き、増えたら増えたで不安が増殖する感じになるので大変です。コロナ対策のために死に目に会えなかった人もいるなど、コロナがもたらした影響はあまりにも大きく、大変です。医療機関を利用しないことで健康を害する人がいるのも事実なので、できるだけ医療機関は利用すべきでしょう。